夏の風物詩ともいえる「打ち水」ですが、まだ実践したことがない方も多いのではないでしょうか?
とっても簡単にこの夏の暑さを和らげることができるので、ぜひ一緒に実践してみましょう!
じつはエコなんです
夏になるとよく耳にする打ち水って、じつはエコな活動なんですよ。では、どんな活動なのか見ていきましょう。
打ち水とは
水分が蒸発する際に周囲の熱を奪う特性(気化熱)をいかしたもの。
たとえば、スポーツ後の汗びっしょりTシャツがそれにあたります。汗をびっしょりかいたあとTシャツをそのまま着ていると、体が冷えてきませんか?
Tシャツがぬれていると、その水分が体温をうばって蒸発しようとするから寒くなるのです。汗の周りから体温を奪い、体温を下げてしまうのですね。
打ち水はこの気化熱を利用したものなんです。打ち水は庭やベランダなどに水を撒いて、その水分が蒸発するときに地熱を奪い温度を下げます。
打ち水のやり方
では、実際「打ち水」はどうやるのでしょう。
とっても簡単!ただ水をまくだけ。ただ、ポイントがあるのでご紹介します。
あると便利なもの
・バケツや洗面器、ペットボトルなど水を入れる容器
容器に入れた水を、ひしゃくや手でパシャっとまく。周りの人に気を付けてまきましょう!
水をまく時間帯
・朝や夕方の日が高くない時間帯に、庭に水をまきます。
舗装されていない庭のほうが、水がしみこみやすく気化熱が起こりやすいのでおすすめですが、舗装されている道路やベランダに水をまくことで、高温になった道路の熱を奪えるので、一時的に効果があります。
昨今ではエアコンを使わずに涼をとるのは危険ですが、少しでも体感温度を下げられるように工夫することも大切です。
打ち水により期待できること
- 真夏の気温を下げられる。
- 真夏の電力エネルギーの節約になる。
- ヒートアイランド対策に効果をあげる。
- 地球にやさしくなれる。
- みんなと一体感をもって楽しめる。
- SDGsな活動ができる。
再利用の水を使おう!
水も大切な資源です。ムダに使ってしまってはSDGs的ではありません。
そこで、打ち水に使う水は、お風呂の残り湯や貯めておいた雨水など、使った後捨ててしまうだけの水を再利用して使いましょう。
節水が呼び掛けられることが多いこの季節。節水をしながらも打ち水で体感温度、さらには気温が下がればうれしいですね。
一人でも多くの方が打ち水を行えば、さらに効果は高まります。
国土交通省がヒートアイランド対策として「打ち水大作戦」を掲げています。2022年のミッションは7月23日から8月23日までの晴れた日。毎年「打ち水大作戦」に全国各地の人が参加されているようです。
とくに、8月4日は「みんなで一日中、打ち水の日」としているので、まずは8月4日の打ち水に参加して、真夏の気温を下げて夏の風物詩を楽しんでみませんか?
本メディア「水と暮らしの研究部-WATER CLUB-」を運営するアクアス総研では、 ・水のプロフェッショナルに任せられる浄水サービスを提供 ・創業1990年、セントラル浄水器のパイオニア ・人と地球にやさしいエコサイクルの実施 など、セントラル浄水器を用いたオール浄水システム・アクアス5でお力添えさせていただきます。水道水にお悩みの方のために、詳しい資料も無料でご用意しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。 |